VPNGateを使って、どこまでやって良いかについて質問があります。
・VPNGateの公開中継サーバに接続した1台のクライアントの接続をIPマスカレードし、複数台の端末で利用する(VPN接続非対応端末への対応)
・VPNGateへの接続を上流としたルータを作り、フリーなインターネット接続環境として不特定多数の人に利用させる(インターネット接続の開放に伴う、パブリックIPの隠匿)
上記の利用方法は行っても良いものでしょうか。ご教示いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
VPNGateの利用規約について
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- Site Admin
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Re: VPNGateの利用規約について
VPN Gate には、明確な利用規約はありませんが、検閲などで自由な通信が制限されている人々を支援する目的で、世界中の有志が中継サーバを提供しているプロジェクトです。技術的にはお書きのような利用も可能ですが、過剰な帯域消費や不特定多数への開放などにより、サーバ提供者に思わぬ負担やトラブルが生じると、善意のボランティアが減少し、プロジェクト全体にとってマイナスになりかねません。
特に不特定多数の利用者が通信を行うということになりますと、その中に悪意のある攻撃者が含まれる可能性があります。このような場合、IP アドレスを辿って接続元としてあなたに疑いが及ぶリスクもあるため、慎重な運用が求められます。特に日本では、Free-WiFi のように他人の通信を中継するサービスを設置する場合は、電気通信事業法における「みなし電気通信事業者」として一定の責任が課されます。
そのため、VPN Gate の趣旨に共感し、利用のあり方としてもボランティアの負担を軽減する方向で検討されると良いかと思います。たとえば家庭内での複数端末利用など、ある程度用途や人数を限定する形が望ましいでしょう。
特に不特定多数の利用者が通信を行うということになりますと、その中に悪意のある攻撃者が含まれる可能性があります。このような場合、IP アドレスを辿って接続元としてあなたに疑いが及ぶリスクもあるため、慎重な運用が求められます。特に日本では、Free-WiFi のように他人の通信を中継するサービスを設置する場合は、電気通信事業法における「みなし電気通信事業者」として一定の責任が課されます。
そのため、VPN Gate の趣旨に共感し、利用のあり方としてもボランティアの負担を軽減する方向で検討されると良いかと思います。たとえば家庭内での複数端末利用など、ある程度用途や人数を限定する形が望ましいでしょう。
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Re: VPNGateの利用規約について
ご回答ありがとうございます。
利用者を限定した運用をすべきとのこと、承知いたしました。
利用者を限定した運用をすべきとのこと、承知いたしました。